去る 10月 4 日(火) 宮崎市のニューウェルシティ宮崎にて『令和4年度 労働安全衛生推進大会』が2部構成で開催されました。

【大会第1部】
初めに挨拶に立った松本会長は10月1日~7日を本週間とする全国労働衛生週間のスローガン「あなたの健康があってこそ 笑顔があふれる健康職場」紹介し、建設業界に於いて、ゼロ災害の達成とこれを支える従業員の健康管理が重要であることを踏まえ、今大会で行われる安全講話や安全研修の内容を皆さんの今後の安全衛生管理に役立ててもらいたいと呼び掛けた。

続いて『表彰式』が行われ、事業所賞に㈱黒木工務店(宮崎支部)・㈱山口鉄工建設(高鍋支部)の 2 社が受賞し、個人賞に5名の方々が受賞され、松本会長より表彰状と記念品が贈られました。

その後、来賓として招かれた宮崎労働局労働基準部健康安全課の新盛末弘課長より、県内に於ける死亡災害の急増を受けて、災害防止団体や事業主団体に安全衛生活動の総点検の実施等を要請したことを説明。各事業場に於いてもこうした取り組みを推進し、「今大会が安全に対する認識や危険感受性を更に高める機会になることを期待する」と述べた。

続けて行われた安全講話で新盛課長は、今年8月末時点に於ける県内の死亡災害及び休業4日以上の死傷災害が、いずれも前年同期比で大幅に増加していることを説明。建築業における型別や経験年数別の労働災害の発生件数などに加え、墜落制止用器具の構造規格や労働安全衛生関係法令の改正について説明を行った。

 

 

【大会第2部】

一般財団法人宮崎県社会保険協会嘱託保健師の柳田美智子氏を講師に招き、「職場のメンタルヘルス~よりモチベーションを高めるために~」と題した研修会を行った。柳田氏は、ストレスの定義やストレス反応の現れ方、
メンタルヘルスケアの種類、ストレスチェックから事後措置までの流れを紹介した。

(記事:青年部 広報委員会)