去る11月21日、協会創立30周年記念事業として、フォトグラファーのヨシダナギさんによるトークライブを宮崎市内で開催し、トークライブには、県内各地から学生や市民ら約300人が来場されました。
ヨシダナギさんは1986年生まれ。独学で写真を学び、2009年より単身アフリカへ。以来、アフリカをはじめとする世界中の少数民族を撮影、発表。唯一無二の色彩と直感的な生き方が評価され、2017年日経ビジネス誌で「次代を創る100人」に選出。同年に、講談社出版文化賞写真賞を受賞している=HPより抜粋。
主催者挨拶で松本会長は、同協会が建築工事を主体とする県内企業52社で構成し、県民の安全・安心な暮らしの確保や地域の発展に貢献していることを説明し「30周年を迎えられたのも、ひとえに地域の皆様の理解と協力のおかげ」と感謝の言葉を申し上げました。
その上で、地域への恩返しの気持ちを込めて、今回のトークライブを企画したことを説明。「本日の講演が、就職や進路を考えている学生をはじめ、地域の方々にとって、自分らしく生きることの価値を見つめ直すきっかけになれば」と期待を込めました。
【松本会長 挨拶】
トークライブでは、独自の視点で文化や人々の“本質的な美しさ”を撮影するヨシダナギさんとマネージャーのキミノさんが登壇。フォトグラファーになったきっかけを説明するとともに、デビュー作となったエチオピアでの撮影で牛の渋滞に巻き込まれたこと、近代化が進む現地民族が自身のSNSをフォローしていたエピソードを紹介されました。
ヨシダナギさんは、自身の作品をスクリーンに投影しながら、撮影の裏側を交えて当時の状況などを紹介。私達と全く異なるからこそ、それが美しく、興味を惹かれるとした上で、写真を通じて彼らの魅力を最大限発信し、広く知ってもらうことで、見聞きした人が外の世界に興味を持ち、彼らにとっての良い影響に繋がることを期待しました。
【講演会準備の様子】
この度、記念講演会ご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。
〈記事:宮崎県建築協会青年部 広報委員会〉
